⑤水平線パターン1
FXのチャートを見る際、おそらく一番重要なのは水平線です。日足や時間足などで高値や安値などチャートのポイントになる点に水平線をひきます。
ポイントはいくつかあるのですが、これに関しては「習うより慣れろ」です。まずは目に付いた場所(例えば高値や安値など)に水平線を引いてみて、その後そのライン上でチャートがどう反応するか検証してみましょう。反応があれば線の引き方が正しかったと言う事。その場合は何故こういう反応をしたのか、自分なりの仮説を立てて見る。「Try&Error」を繰り返す事で、自信を持って水平線を引けるようになります。
1つパターンを紹介しましょう。今日のチャートです。
急上昇や急下落の際、途中で揉み合うポイントが有ります。4箇所程、赤丸を付けたポイントです。ここに水色の水平線を入れました。確かに反応していますよね。こういうポイントは売り買いの攻防があった価格なので、その後その価格に近付くと反発し易いのです。
更にもう一本引いてみましょう。
最初の急上昇が終わった点に赤い水平線を入れました。
その後、このラインを突破しようと7回程トライしています。3.4では瞬間的に突破していますが、即引きずり降ろされています。
こういう場合、1段下(の水色ライン)までしゃがんで勢いをつけてジャンプする事が多いです。
黒い矢印ですね。
この一連の動きに仮説を立てるなら・・・
これは赤ラインを突破したい勢力と、下げたい勢力が拮抗しているんじゃないだろうか。結局突破できそうに無かったので、1段下の揉み合った価格帯に一度下がれば、この価格帯にいる上げたい勢力が加勢してくれるんじゃないか?→やはり加勢してくれて赤ラインを突破できた!
満足感からこれ以上は伸びそうにないなぁ。→さっき加勢してくれた上げ勢力は、利益確定売りで今は下げの勢力になってしまってるから、上げたい勢力は弱くなってしまってる。→更に下へ落ちそうだな。とかストーリーを作ってみて検証する事で実力がつきます。
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