③MACD

今日はMACDについて。下の画像の下段ですね。

MACDとは12日移動平均線と26日移動平均線の乖離幅をグラフ化したものです。更にMACDの9日移動平均線を、シグナルとして同じくグラフ化します。MACDとシグナルの乖離(MACD-シグナル)をヒストグラムにして、より見易くしてあります。MACDが(緑)、シグナルが(赤) です。

MACDとは何でしょう?野村證券の説明を見てみると・・・

「Moving Average Convergence Divergence」の略称。移動平均収束拡散手法とも呼ばれる。移動平均線分析をより発展させたテクニカル分析の手法の一つ。指数平滑移動平均線(過去の株価よりも直近の株価に比重を置いて算出した移動平均線)を使い、移動平均線よりもトレンドの方向性を探るのに優れているとされる。

わかった様なわからない様な・・・。

どう見たらいいの?

MACD・・・今の相場が少し前の相場と比べて、上昇しているのか下落しているのかを表示。MACDが上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドとなるわけです。

シグナル・・・MACDの平均なので、シグナルとMACDが交差すればトレンドの勢いが落ちたと考えられます。

ヒストグラム・・・MACDとシグナルの乖離状態を視覚化したモノです。これは0ラインよりも上なら上昇、0ラインより下なら下降と見る事ができます。

一般にMACDがシグナルを上抜けば「ゴールデンクロス」、MACDがシグナルを下抜けば「デッドクロス」と言われ、エントリーポイントとして意識されます。これは正しい正しくないの話ではなく、前記事にも書きましたが、投資は「美人投票」なのです。つまり意識する人が多いポイントでは何かしらの反応が出易いという事なのです。

注意点は短い時間足ではダマシが多くなるという事です。ですから5分足や15分足で使おうとすれば、MACDはあくまでもサポート的にしか使えません。急激な値動きには遅れて反応してしまうんですね。

 

使い方はYoutubeで見られるのがわかり易いでしょう。どなたの動画でも良いと思います。1個サンプルで添付しておきます。

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