MACD・・・今の相場が少し前の相場と比べて、上昇しているのか下落しているのかを表示。MACDが上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドとなるわけです。
シグナル・・・MACDの平均なので、シグナルとMACDが交差すればトレンドの勢いが落ちたと考えられます。
ヒストグラム・・・MACDとシグナルの乖離状態を視覚化したモノです。これは0ラインよりも上なら上昇、0ラインより下なら下降と見る事ができます。
一般にMACDがシグナルを上抜けば「ゴールデンクロス」、MACDがシグナルを下抜けば「デッドクロス」と言われ、エントリーポイントとして意識されます。これは正しい正しくないの話ではなく、前記事にも書きましたが、投資は「美人投票」なのです。つまり意識する人が多いポイントでは何かしらの反応が出易いという事なのです。
注意点は短い時間足ではダマシが多くなるという事です。ですから5分足や15分足で使おうとすれば、MACDはあくまでもサポート的にしか使えません。急激な値動きには遅れて反応してしまうんですね。